子供にサッカー頑張ってもらいたいけど、何をすれば良いのかわからない
そんなお悩みをお持ちではないですか?
最近の研究では6歳までに、運動能力に関係する神経機能が8割きまるといわれています。
今回は、元Jリーガーで今は海外で現役選手としてプレーしている経験から、幼少期の過ごし方について詳しく解説していきたいと思います。
この記事を読んでもらえると、今すぐにお子さんにしてあげるべきことがわかります。
結論はこれから紹介する方法を実践するだけです。
それだけで確実に今のままより良い運動能力を得られることになります。

6歳までに運動能力の8割が決まってしまうなんて衝撃の事実!
運動能力は6歳までに8割がきまる

先に結論をかんたんに言うと「幼児期はめちゃくちゃ運動させましょう、特に6歳までは」ということです。
タイミングよく動いたり、力の加減をコントロールする能力は「神経機能」と密接に関わっています。
この「神経機能」を6歳までにたくさん刺激して、成長させていく必要があるということです。
ここでついた差は、なかなか大人になってからは取り戻せないので、6歳までにやることがすごく重要になってきます。
そしてこの「神経機能」は6歳までに生涯で身につくものの約8割が決まってしまうということです。
6歳までにどれだけこの「神経機能」を発達させられるかが、非常に大事になってきます。

運動能力と神経機能は密接につながっているということですね!
現代の幼児の運動能力

文部科学省の調査結果から、今の日本の幼児は運動する時間が減ってきていることがわかっています。
その原因は、IT業界が発達したことによって、YouTube、Netflix、ゲームにハマる幼児達が増えていることが挙げられます。
年々スポーツレベルが上がっているのも事実ですが、それは「やり方がレベルアップしているだけであって、根本の人の運動能力は落ちている」ということです。
逆にとらえると、いま周りが運動能力を落としているうちに運動能力をつけておくことによって、その後の差はますます広がっていくということです。
方法は年々レベルアップするので、今の時代はこの根本的な部分から差をつけることが重要になってきています。

根本的な差をあとで埋めるのは本当に大変なんで、今のうちから改善して少しでも将来の可能性を広げてあげたいものですね!
6歳までに運動能力を上げる具体的な方法

やるべきことと言っても、すごく単純なものばかりです。
まず基本的に動作はこの3つに分けられます。
①バランスを取る動き(平衡系動作)
②移動する動き(移動系動作)
③ものを操作する動き(操作系動作)
この3つになります。
それぞれ解説していきます。
①バランスを取る動き(平衡系動作)
この動きは、自分自身の体のバランスを保つ動作になります。
主な動きとしては、立つ、起きる、まわる、のる時の動作のことです。
この力を伸ばすのにおすすめの方法は
「まわる、ぶらさがる、逆立ちをする」ことです。
まわることで、今の自分の体の状態を把握できるようになり、ぶらさがることで体の軸を感じられるようになり、逆立ちすることで上下のバランス感覚を養うことができます。
②移動する動き(移動系動作)
この動きは、移動する時いかに自分の思うように動かせるのかを決める動きになります。
主な動きとしては、歩く、のぼる、スキップする時の動作のことです。
この力を伸ばすのにおすすめの方法は、
「走る、滑る、泳ぐ」ことです。
走ることで前へ進む力を養い、滑ることで進みながでも軸がぶれないようになり、泳ぐことで柔軟な動きができるようになります。
③ものを操作する動き(操作系動作)
この動きは、ものなどを扱う時に必要になる動きです。
主な動きは、持つ、運ぶ、つかむときの動作のことです。
この力を伸ばすのにおすすめの方法は、
「ける、投げる、打つ」ことです。
ける、投げる、打つは直接スポーツに関わってくる部分を鍛えられるので、とくにおすすめです。空間認知能力やタイミングをはかる力を養えます。

どれも簡単なものばかりだから、ちょっと意識するだけでできそうですね!
まとめ

あらためて言うと、運動能力につながる「神経機能」は6歳までに8割決まってしまいます。
そのことを知っておくだけでも、その子の人生の選択肢を増やしてあげられることにつながると思います。
とくに
「バランスを取る動き」
「移動する動き」
「ものを操作する動き」
この3つの動きを意識的に使うことで、飛躍的に運動能力が上がるということです。
たくさん運動して子供のうちに運動能力をつけていきましょう!
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